公家さま隠密 冷泉為長

作家名: 倉阪鬼一郎
出版社: コスミック出版
720ポイント
公家さま隠密 冷泉為長
関連タグ

あらすじ/作品情報

ひょんなことから、北町奉行所隠密廻り春田猪之助の同心長屋に転がりこむことになった男。なりは烏帽子に狩衣、面妖な京言葉を使い、学もあるが、なによりも剣は凄腕。じつはこの男、かの冷泉家の血筋を引く、やんごとなきお公家さま・冷泉為長だった。名家とはいえその傍流。生来のあぶれ者の為長は、風の吹くまま江戸に流れてきたという。隠密同心の店子となった為長はみずから公家隠密と名乗り、猪之助の手下をつとめることになった。 そんな折、巷では男児が攫われる事件が頻発。その中の一人が骸となって発見される。咎人を捕縛すべく動きだす猪之助と為長だが、彼らが目をつけたのは誰もが知る超有名人だった…。新シリーズ第一弾。

ページTOPへ戻る